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トトロ(コロンビア)が新年度ものに切り替わりました

SSEではお馴染み、トトロ(コロンビア)についてお知らせです。

2012年くらいからずーっと買っている生産者さんです。2014年からでしたでしょうか、弊社向けということで袋にロゴを入れて出荷してもらうようになっています。

品種はカスティージョという、コロンビアで品種改良されたものです。ブルボン系のカツーラ種と、東チモールで見つかったアラビカとカネフォラの自然交配種であるチモール種を、うまくかけあわせたものです。美味しいカツーラと病気に強いチモール、両方の特性を持っていて、近年開発された品種ですがコロンビアでは広く生産されています。

栽培地の標高が高く、透明感のあるキレと複雑な香味を持ち、飲みやすい風味ですので、弊社では定番品として皆さんに愛されておりまして、指名買いされる銘柄のひとつです。

焙煎はやや軽めのアースと、ややしっかりめのジュピターのふたつをご用意しています。お好みでお選びいただけます。

コロンビアでは、一年中コーヒーが収穫されると言われてますが、弊社で契約しているトトロのコーヒーは秋に収穫されています。収穫後、乾燥させて袋詰めされて港へ運ばれて、日本に向けて船で出発します。横浜の港に入港したら農薬や異物やいろんな検査があって、やっと陸揚げです。横浜にある空調の効いた倉庫に保管されるのがやっと春です。

先日、昨年契約した分を使い切りまして、今年度分に切り替わりました。

いま皆さんがトトロをお召し上がりになってるとしたら、もう新年度ものになっていると思います。

今年も、トトロの皆さんががんばって作ってくれた美味しいコーヒーを楽しみましょう。

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ラティボール・ハートマン(パナマ)発売しました

パナマのコーヒーと言えばよくニュースにもなる超高額コーヒーで有名ですね。ゲイシャ種という品種を世に知らしめたのもパナマの先進的な農園たちです。その超高額コーヒーがオークションになるのが「ベストオブパナマ」という品評会です。ベストオブパナマ常連のハートマン氏のコーヒーが発売になりました。

ラティボール・ハートマン(パナマ)ジュピターローストのお買い物はこちら

これまで何度かハートマン氏のコーヒーを扱ってきましたが、このロットはジューシーなボディ感と甘さの調和が素晴らしいです。良いコーヒーのひとつの指標として「美味しい果物のような印象がある」というのがありますが、このコーヒーにもいくつもの果物の風味が折り重なって感じられるようです。

スーペリアラインでの発売となります。ちょっといいコーヒーを、ぜひどうぞ。

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今年も「クリスマスブレンド」発売です

明日で11月もお仕舞い、明後日には12月となります。今年もコロナでなにがなにやらわからないうちに、師走を迎えることになりました。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

毎年、クリスマスシーズンにクリスマスブレンドを販売して、たいへん好評をいただいておりまして、また今年も発売いたしますので、リピートのかたは大変お待たせしました、初めましてのかたはどうぞお試しくださいませ。

この時期はケーキや豪華なお食事なんかが食卓に上がることも多いんじゃないでしょうか。そこに合わせていくのは、コーヒーにもしっかりとしたボディ感と口に広がる厚みのあるフレーバー、そしてあと口にはキレがあると、そういうイメージでつくっております。

12月いっぱいの販売となります。お求めはこちらからどうぞ。→クリスマスブレンド

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ギチャタイニステーションのロットを独占輸入しました

ケニアからニュークロップ(今季収穫もの)が届きました。

ニエリ地区の西マディラにある、ギチャタイニステーションからのロットです。このロットは日本向けの出荷を当店が独占で購入することができました。ありがたいですね。

ギチャタイニ(ケニア)マーズロースト のお買い物はこちらから

ギチャタイニステーションが加盟するギカンダ生産者組合では、フェアトレード、レインフォレストアライアンス、UTZなどの公的認証を積極的に取得しており、環境にも生産者にも持続可能なコーヒー生産を目指しています。
また、CMS(コーヒーマネジメントシステム)というプログラムを組合が提供しており、生産者に少額の資金を収穫前に貸付し、子供たちの教育や生産のための資材購入などに役立てることができます。
組合の最終的なゴールは、持続的に生産者へ品質向上と生産量アップのための様々な教育へのアクセスを容易にし、地区全体で品質面と生産量の両方でプレミアムのある価格で市場へ販売していくことだと言います。すばらしいですね。
そしてこのコーヒーの風味は、プラムや桃のような果実感があり、またリッチでたっぷりとした飲みくちで、たいへん飲みごたえのあるコーヒーと言えます。当店でしか飲めないコーヒーをぜひ、おためしくださいませ。

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オスカー・バウティスタさんのカフェインレスコーヒー

コロンビアから、ニュークロップ(今季収穫)の高品質なカフェインレスコーヒーが届きました。

これは本当に脱カフェイン処理をしているのかと思うほど、素直なコーヒーの風味を持っています。SSEではカフェインレスコーヒーの焙煎をアースローストとしているのですが、アースローストはそのコーヒーが本来持つ風味と焙煎による風味の変化を楽しめるバランスの良いところ、という焙煎なんですが、カフェインレスコーヒーでも十分にこのローストで楽しめるのは素晴らしいです。ぜひお試しいただければと思います。

オスカー・バウティスタさんのカフェインレスコーヒーのお買い物はこちらから

1970年頃に初代となるヘクターが農園を開拓して以来、コーヒーの木が一本も無かった土地に、シェードツリーとしても役立つバナナやキャッサバなどの果樹も植えつつ、コーヒーの木を増やしてきました。
いまでは90%以上のコーヒーの木がシェードツリーの下で育ち、また農園は全エリアで完全に有機認証とレインフォレストアライアンス認証を取得しています。
現在は3代目となるオスカーが農園を運営し、すでに4代目となるお子さんたちも農園を手伝っているそうです。
カフェインレス処理は、DESCAMEX社がマウンテンウォーター方式にて、水とフィルターだけを使って安全に行っています。99.9%以上のカフェインを除去しています。
カフェインを除去する前の、もともとのコーヒー豆が美味しいから、脱カフェイン処理をしてもかなりの美味しさを保っています。その味わいは高品質なコーヒーそのものと言っていいでしょう。カフェインレスコーヒーとは気が付かないくらい美味しくいただけます。

健康上の理由でカフェインを摂りたくないときや、やおやすみ前のご利用などにお使いくださいませ。

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テレンス・ンドワイズ(ブルンディ)新入荷のお知らせ

いつも人気のブルンディ産のコーヒーですが、今年も入荷いたしました。テレンス・ンドワイズ氏が運営するガツクザウォッシングステーションからのロットです。

お買い物はこちらから→テレンス・ンドワイズ(ブルンディ)

2019年にカップオブエクセレンスで優勝したステーションなんですが、もともとは小さなステーションで、品質的にもそれほど優良ではなかったようです。しかし運営者のテレンス氏は、2013年頃から高品質化へさまざまな手を打ち始め、遠方でステーションに持ち込めない農家のために集荷所をたくさん作ったり、処理方法を見直したりして、毎年品質改良に努めたそうです。そしてそこから6年で、品評会優勝ということになりました。努力が実ったという感じで嬉しいですね。

ブルンディとルワンダはお隣同士の国で、地理的・気候的にも似ています。またその歴史も、同じような部分があります。また、コーヒーの風味特性も似たところがあり、どちらもスパイシーな風味に特徴があり、そして「ポテト」と呼ばれる害虫による被害がよく起きることも似ています。

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トトロが2020-2021年度ものに切り替わりました

おなじみのトトロ(コロンビア)が、20-21ロットに切り替わりました。

SSEでは本当にお馴染みの銘柄で、いつも指名買いをされる方も多い人気銘柄でもあります。

2014年から毎年継続してトトロ村のコーヒーを買っていますが、お天気や病害などもあるかと思うのですが毎年風味特性はほとんど変わらずで、しっかりと安定して供給してくれている非常に頼れる生産者たちです。

今季ものも、スッキリ感とシャープな印象は変わらずで、継続してお使いいただける品質となっておりますので、お馴染みさまも、初めての方も、どうぞ安心してお求めいただければと思います。

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ダンチェ(エチオピア)新入荷のお知らせ

ジュピターローストで長らくご愛顧いただいておりました、エレアナ・ジョーガリス(エチオピア)が終売となりまして、新しくダンチェ(エチオピア)がリリースとなりましたのでご案内いたします。

お買い物はこちらから→ダンチェ(エチオピア)ジュピターロースト

詳しくは上のリンクよりお買い物ページに行っていただくとしまして。エチオピアでは、農園というシステムが発達しておりませんで、日本と同じように農家さんが作って農協みたいなところに持って行くシステムが主流です。持ち込む先をよく「ステーション」と呼びます。このダンチェ集落のステーションは2019年に新しく設立されたもので、それまではダンチェのあるチェルベサ村の農家さんたちは、収穫したコーヒーの実を遠くまで運んでいたそうなんですね。その際に品質が悪くなってしまうことが多く、実にもったいない話ですが、一生懸命つくってもそれが正当に評価されない、つまり収入に直結しないということで、このステーションができてからは良い品質のコーヒーにちゃんとした値がついて、みなさん喜んだでしょうね。

というわけで、しばらくの間、ダンチェを販売していきますのでどうぞよろしくお願いします。

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一部銘柄の焙煎を変更しました

イポリト・メサ(ペルー)の焙煎を「アース」から「ヴィーナス」へ変えました。イポリト・メサの持つ鮮やかなフルーツ感とスッキリとした飲みくちが、より感じられるようになりました。

フラビオ・フェラズ(ブラジル)の焙煎を「マーズ」から「アース」へ変えました。カップオブエクセレンス入賞ならではの透明感あふれるクリーンな口あたりがより際立って感じられます。

どちらの銘柄も、ちょっと焙煎が軽くなったので、また違った印象があるかと思います。いままでお召し上がりだった皆さまにも、まだお試しいただいていない皆さまにも、ぜひ新しい焙煎での風味をお確かめいただければと思います。

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エヴァ・アルヴァラド(ホンジュラス)をリリースします※独占ロットです

サターンローストに新しくエヴァ・アルヴァラドさんの運営するエルロブロン農園のロットをご紹介します。

お買い物はこちら→エヴァ・アルヴァラド(ホンジュラス)サターンロースト

(なお同じサターンローストで長らくご愛顧いただきましたファン・オレジャーナさんのロットが終売になりました)

エヴァさんの運営するエルロブロン農園は2004年のカップオブエクセレンスに入賞しており、品質の良さは折り紙付きです。カツアイをメインに、おそらくはサビ病の流行に備えて、IHCAFE90という病気に強いハイブリッドの品種をあわせて栽培しています。ホンジュラスはそもそも国土の大半が山がちで標高が高いのですが、エルロブロン農園があるレンピーラ県はエルサルバドルとの国境付近、内陸で一番海から遠いところです。ほぼ山の中にあるという感じで、標高が高く、寒暖差があり、冷涼な風が吹き、コーヒー生産には非常に適しているエリアだそうです。

そんなエヴァさんのコーヒーですが、もちろん何百という袋が世界に向けて出荷されていっているわけですが、SSEが購入したこのロットは「独占ロット」となります。国内に入ってきている全量を僕たちが買いました。ほかでは飲めない美味しいコーヒー、というわけでぜひお試しいただければと思います。