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バニー・マタルの話(新銘柄)

むかしむかし、それこそ13世紀とかそんなころの話ですけど、紅海のお向かい、エチオピアからイエメンへコーヒーの木が伝わったんだそうです。そのころは宗教的儀式や薬として使われていたようですけど、古文書にもカフア(たぶんコーヒーのこと)と書いてあるので、きっとそのころ伝わったんでしょう。

お向かいのエチオピアはアフリカでも古くから存在する国で、その当時はまだ国土が海に面していました。だから海運もあったことでしょう。しかし、現在ではエチオピアは内陸国(海に面していない)となっていますね。長い歴史の中でいろいろあったんでしょうね。

そのいろいろについてはこちらをどうぞ→ ウィキペディア・エチオピアの歴史

さてエチオピアから伝わったコーヒーの木ですが、イエメンの西部にある高地帯ではその後もずーっとコーヒーを作り続けてきました。水資源に乏しいイエメンの高地帯、苦労して作ってきたんだろうと思います。生産処理はすべて非水洗式(ドライプロセス、ナチュラル)であり、水洗式(ウォッシュト)の処理方法が見られないことでもわかります。果たしてコーヒー生産に適しているのかどうか・・・土地や気候の問題で言えば、コーヒーの生産にバッチリという場所ではないと思うのです。しかし、そんな土地柄で一生懸命に上手に育つよう、たくさん採れるよう、美味しくなるようにと数百年も作り続けた結果、独特のマタリらしさという香味が生まれたのでしょう。そのとびぬけて特徴的な香味とバニーマタル地区の生産量の少なさから、市場での取引価格も決して低くありません。

日本でも数十年前から「マタリ」あるいは出港する地名をつけて「モカマタリ」(※モカは港町の名前)と呼ばれて有名ですね。SSEでの扱いはいままでありませんでしたが、もちろん飲んだことはあります。実に特徴的な風味を持つコーヒーです。

さてそのマタリですけど、これはバニー・マタル地区で採れたコーヒーのみに使われる名称です。イエメンにはほかにもいくつか名産地があり、それぞれに違う風味特性を持っています。マタリはほかの何にも似ていない、孤高の存在、そんな感じです。

私たちがいままでイエメンのコーヒーを扱ってこなかったのは、とくにこれと言って特別な理由があったわけではなく、たまたま買うことがなかっただけ、という感じなんですが、今回は「たまたま」大阪の自家焙煎コーヒー屋さんの社長さんと話をしている中で「ええマタリがあるで」という話になったところから始まりました。この話を書くと長くなるので割愛しますが、つまり大阪の社長さんが言うには「キミが思ってるよりぜんぜん今のマタリは良いものが流通しているよ」ということです。それは香味も優れているし、品質も安定しているし、産地からのトレーサビリティもしっかりしているし、というようなことでした。

イエメンはいま危機に瀕しています。世界最悪の人道危機と呼ばれています。長期化する内戦により、社会インフラは壊滅的な状況となっており、各地の戦闘はまったく終わる気配がありません。そして、もちろんコーヒー生産、輸出の危機ということでもあります。マタリが船便で輸出されるモカ港がある街も空爆がひどいそうです。伝統的にイエメンのコーヒーはヨーロッパではさほど人気が無く、日本には大変人気があります。つまり日本向けの輸出は大きな販路であるということで、コーヒー生産そのものが危機的状況である今、少しでも買ってあげようと思いました。

しかしそこはマタリ、古くからコーヒー生豆を扱う業者さんに話を聞くと「ほんの十年くらい前まではニセモノがたくさん売られてた、産地の偽装は当たり前」「とにかく欠点豆や異物が多かった」ということだったのですが、そして私たちもそんなステレオタイプなイメージを抱いていたのですが、生豆業者の努力もイエメンの生産者の努力もあり、いまではそれもかなり改善されているようで、実際に届いてみたら、思ったよりもきれいに粒のそろった生豆でした。きちんとハンドピックをしてあげることで、マタリ特有の香味がよく発揮され、且つ雑味がなくクリーンな風味になりました。昔のマタリからは隔世の感があります。

というわけで、私たちが初めて扱うマタリですが、本当にマタリ特有の香味が素晴らしく発揮されていますので、ぜひお試しになってください。きっとイエメンの生産者も喜ぶと思いますよ。

バニー・マタル(イエメン)のお求めはこちらから

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夏コーヒーの素、今年は選べる二種類で発売

コールドブリュー? 水出しコーヒー? はたまたダッチコーヒー?

SSEの夏の人気者「夏コーヒーの素」の季節がやってきました。

コーヒーが詰まったバッグタイプの、水出しアイスコーヒーの素です。常温のお水に8時間ほど漬けておいて、その後バッグを取り出したら冷蔵庫へ。手軽に水出しアイスコーヒーが作れて、まる二日間くらい保存できます。

(余談ですが、コールドブリューも水出しコーヒーもダッチコーヒーも、同じものです)

夏の定番としてずーっと人気者の夏コーヒーの素ですが、今年からなんとふた種類から選べるようになりました。

「アクイラ」と「ライラ」です。……名前が似ている? そうですね、後半の「イラ」は同じですね。区別がつきにくいかもしれません。しかしネーミングの由来を聞けば、間違えずに覚えられるかも?

アクイラとライラは、ともに夏の有名な星座です。アクイラがわし座、天の川を挟んでライラがこと座です。なんでそんなに有名なの? というと、わし座にはアルタイルという明るい星があって、天の川の向こう、こと座にはベガという明るい星があるんです。ピンときましたか? そう、七夕伝説の彦星と織姫なんですね。

アクイラはキリっとビター感がありスッキリとあとくちにキレがあるタイプ、ライラはなめらかな口あたりと明るい印象が特徴です。

アクイラ

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夏コーヒーの素「アクイラ」

ライラ

商品のページはこちら

夏コーヒーの素 「ライラ」

ところで、余談ですがSSEのネーミングには星にまつわるものがあることにお気づきでしょうか? 焙煎の度合いはマーキュリー(水星)からサターン(土星)までの惑星の名前です。みんな大好きなプリンには星宙(ほしぞら)プリンの名前が。そして夏コーヒーの素にも星座の名前をつけました。だってほら、私たちは「サン」シャインステイトエスプレッソですから、もともと名前に太陽が入っているんです。なっとく。

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本日はセールの日です

また緊急事態宣言となっています。大型連休ですが、東京ほか宣言が出ているところでは新規感染者数も増えており、感染に十分に注意した生活をしなければなりません。外出も安全に、衛生にも気を付けてということになりますね。とにかく、自分が感染しないことを最優先で行動してください。

というわけで、今月も月末セールの日となりました。4月30日(金)はコーヒー豆、粉や便利なパック入りコーヒーが10%オフです。店頭でも、通販でも、お得にコーヒーをお求めいただけます。通販のお客さまは下のクーポンコードをチェックアウト時に入力してください。

202104sale

手洗いとうがい、ソーシャルディスタンスを取ってのカフェのご利用も楽しいです。でもちょっと心配という方もいらっしゃると思います。おうちコーヒーを楽しんでいただくのに、セールでお得なコーヒー豆/粉をお求めいただいて、ぜひおうちで美味しいコーヒーを淹れてみてくださいね。

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4月25日以降の営業のご案内(新型コロナウィルス関連情報)

SSEのある東京都では、緊急事態宣言が4月25日(日)より5月11日(火)の予定で出されました。

緊急事態宣言区域では、感染拡大の主な起点となっている飲食の場面に対する対策の更なる強化を図るとともに、変異株の感染者が増加していること等を踏まえ、人の流れを抑制するための措置等を講じるなど、徹底した感染防止策に取り組みます。内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室

SSEでは、新型コロナウィルス感染と拡散の防止のため、また増えつつある変異株の拡大を抑えるため、再び縮小営業といたします。皆さんにはご不便をおかけしていると思いますが、私どものコーヒー豆をお求めにいらっしゃる皆さんと、SSEのコーヒー豆をお使いいただいている日本中のカフェやレストランなどのパートナーのために、どうぞよろしくお願いいたします。

・営業時間 9時-15時、月曜定休

・(店内のご利用)コーヒー豆/粉、器具の販売と、テイクアウト / (テラス席はご利用いたdけません)

・お手洗いの使用 休止します

・マスク着用の上で手の消毒をしてから一組ずつ(1組2名までとします)入店してください

・5月11日、またはそれより早く緊急事態宣言が解除されたら、終了します

年始すぐから緊急事態宣言、そして延長、それが解除されての立て続けの今年2回目の緊急事態宣言と、昨年に比べて状況が悪化しています。新規陽性者数も、東京ではまた1000人に近づいてきています。

従来の新型コロナウィルスの感染拡大はもちろんですが、変異株の割合も増えており、私たちも、皆さんも相当気を付けないといつどこで感染してしまうかわかりませんし、いったん感染したら、重症化してしまうかもしれません。十分な注意が必要です。

SSEではコーヒー豆を販売しており、これは皆さんの日常生活に豊かさや安らぎに少しでも役立てていただいているのかなと思っています。皆さんのご自宅で、オフィスでコーヒー豆を切らさないためにも、私たちと皆さんのSSEが安心してお買い物にお使いいただけるよう、緊急事態宣言中は一層の縮小営業とさせていただきます。

本当にご不便をおかけしますが、どうぞご協力をお願いいたします。

なお、マスクをされていない方(小さいお子様は結構です)は、店内に入れません。手の消毒をされない方は消毒をお願いします。ひと組ずつ入っていただきます。少々うるさくなりますが、皆さんのご協力があれば、「SSEでコーヒー豆を買うのは安心できる」という、気を使わなくて済む場所になります。せっかくこの厳しい状況の中で豊かさや安らぎを求めてコーヒーを買うのですから、買う時もビクビクしながら買うのでは、いやになっちゃいますよね。ぜひ皆さんのご協力で「買うときも安心、買って帰ってコーヒーを飲むと気持ちが安らぐ」そんなコーヒーにしたいと思っています。よろしくお願いします。

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4月12日(月)~14(水)連休となります

4月12日(月)から14日(水)まで、お休みをいただきます。

ネットショップの発送につきましては、11日(日)午前9時~14日(水)までにご注文いただいた分は、15日(木)の発送となりますので、あらかじめご諒承くださいませ。

そのほか、特に書くこともないのですが、いつもお休みのお知らせのときのタイトル画が「バケーション」という感じなんですけど(アメリカ・ハワイ州コナの生産者さんに会いに行ったときの写真です)、今回はお仕事の用でお休みさせていただきます、ということになります。

新型コロナウィルスの変異株も多くの地域で感染が報告されています。今回は仕事なので遠出せざるを得ないのですが、しっかりと自分自身の安全衛生対策を怠らず、元気に仕事をしてきます。皆さんもどうぞご安全にお過ごしくだだい。

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新入荷のお知らせ「ミトンド(ケニア)」

ケニアの銘柄が切り替わりましたのでお知らせします。

ミトンド(ケニア)です。ネットショップでのお求めはこちらからどうぞ。

ミトンドはケニアのキリニャガ県、ムルイワの中にある集落です。ムルイワ生産者組合に加盟するミトンドウォッシングステーションのロットになります。

もともとムルイワ生産者組合は政府系の農業指導を積極的に受けていたそうで、品質の高さと安定した生産には定評があると有名でした。標高1540mほどの場所でコーヒーを育てるミトンドの農家たちは、伝統的な手法で、ほとんど手作業でコーヒーの木を育て、熟した実を摘み、ステーションに持寄ります。その実を伝統的なケニア式の処理方法で出荷していくのがミトンドステーションとなります。

ケニア山の頂上付近にある万年雪(そうです、ケニア山は標高が高く、てっぺんには万年雪が積もってるんです)が溶けてつくられる豊富な水資源を使っての伝統的な水洗処理は健在です。しかしそこは現代ですので、なるべく水を節水して、また汚染した水が環境を汚さないように排水も処理してから流すなど、環境保護にも力を入れているそうです。

ブラックベリーのような果実感を感じつつ、香ばしくリッチなボディ感もぜひお楽しみください。

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Ready to ドリッパーが人気すぎてメーカー欠品となっています

タイトルの通りなのですが、Ready to ドリッパーがどうやら日本中で大人気すぎて、メーカー欠品になっています。次の入荷は5月になる予定です。

大変ありがたいです。たくさんの人が使ってくださっており、またもっとたくさんの人に「欲しい」「使ってみたい」とおっしゃっていただいているということだと思います。

このサイトでのネットショップでは、いったん販売を停止させていただきます。

店頭にはあといくつかだけ、ご用意がありますが、それを販売しましたら、店頭でも5月まで販売できなくなる見通しです。

※店頭在庫につきましては、ご予約の販売はいたしません。お求めにご来店いただいた順に販売をします。また、お一人様ひとつだけのお求めをお願いします。

なお、ドリッパーとカップのセット、ディスペンサー、消臭ポットは在庫がございますので、どうぞご利用くださいませ。

次回ぶんが入荷しましたら、またご報告いたしますね。

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今月も、月末セールの日です。

東京でも緊急事態宣言が21日に解除されました。隅田川沿いでも桜が咲いて、お花見のシーズンに間に合わせたかのようなタイミングでしたが、皆さんは桜をご覧になりましたか?

桜から新緑にバトンタッチ、春も後半戦になる3月末ですが、今月も月末セールの日となりますよ。3月31日(水)はコーヒー豆、粉や便利なパック入りコーヒーが10%オフです。店頭でも、通販でも、お得にコーヒーをお求めいただけます。通販のお客さまは下のクーポンコードをチェックアウト時に入力してください。

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緊急事態宣言は解除されたのですが、感染者数はすこしずつ増えてきているようです。ワクチンの接種もまだ一般の人たちまではすぐには回ってこないようです。しっかり自衛をして、安全に過ごしていきましょう。

手洗いとうがい、ソーシャルディスタンスを取ってのカフェのご利用も楽しいです。でもちょっと心配という方もいらっしゃると思います。おうちコーヒーを楽しんでいただくのに、セールでお得なコーヒー豆/粉をお求めいただいて、ぜひおうちで美味しいコーヒーを淹れてみてくださいね。

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3月24日以降の営業のご案内(新型コロナウィルス関連情報)

緊急事態宣言が、21日に予定通り解除されました。

令和3年1月に発出された緊急事態宣言は、同年3月21日をもって全都道府県で解除されました。
解除後も引き続き、感染拡大の防止にご協力をお願いいたします。内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室

SSEでは、新型コロナウィルス感染と拡散の防止のため、引き続き縮小営業といたします。皆さんにはご不便をおかけしていると思いますが、私どものコーヒー豆をお求めにいらっしゃる皆さんと、SSEのコーヒー豆をお使いいただいている日本中のカフェやレストランなどのパートナーのために、どうぞよろしくお願いいたします。

・営業時間 9時-15時、月曜定休

・(店内のご利用)コーヒー豆/粉、器具の販売と、テイクアウト / (テラス席のご利用)30分以内でご利用いただけます

・お手洗いの使用 休止します

・マスク着用の上で手の消毒をしてから一組ずつ(1組2名までとします)入店してください

・おおむねワクチンの接種がいきわたるまでの処置とします

緊急事態宣言が2回延長されたにも関わらず、まだまだ厳しい状況が続いていると言えるでしょう。下の図は、東京都福祉保健局のサイトで発表されいているものです。(東京都福祉保健局

1月下旬には急激な減少トレンドとなりましたが、青色の7日移動平均を見ると、3月に入って底を打ち、上昇してきているのがわかります。緊急事態宣言が解除されましたが、まだまだ安心できるということはなく、むしろ暖かくなってきて、これからさらに注意が必要であると考えています。

サンシャインステイトエスプレッソがクラスタの原因になることなく、またご来店の皆さまに不安を与えることなく、またスタッフが安全に接客できるように、しっかりとルールを守って営業をしていきますので、皆さまも自身の安全に十分に注意をしながら、お買い物に来てください。

サンシャインステイトエスプレッソではいま、北海道から鹿児島まで、パートナーの店舗様にコーヒー豆をお使いいただいております。有難いことに、新型コロナウィルスが発生した昨年2月からも、新たにパートナーとなっていただいた店舗様もございます。私たちの営業が止まってしまいますとコーヒー豆が供給できなくなり、大きな影響が出てしまいます。もちろん店頭でコーヒー豆をお求めの、あるいはネットでコーヒー豆をご注文の皆さまにもご迷惑をかけてしまいます。ですから私たちはスタッフの感染を防御しなければなりません。そこを酌んでいただいて、どうぞ最大限のご協力をお願いいたします。

この辛抱が、夏にはきっと感染者数の減少という形で結果として出ることでしょう。そこを目指して、みんなでがんばっていきましょう。

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フウガドールすみだオフィシャルスポンサー

SSEのある墨田区には、フットサルのトップリーグであるFリーグを戦う、フウガドールすみだというクラブがあります。

ありがたいことに、オフィシャルスポンサーとしてかっこいい動画にて名前をご紹介いただいたので、こちらで皆さまにご披露させていただきます。

2020-2021 FUGADOR SUMIDA SPONSOR/PARTNER – thanks!

※2分30秒頃に出てきますが、すごくかっこいい動画なので、ぜひ飛ばさずに見てみてください。

SSEは何年からだっけ・・・たしか2016-17シーズンよりフウガドールすみだのスポンサーを務めさせていただいておりますので、もう5シーズンになるんですね。

それでは、今年のフウガドールすみだを簡単に振り返ってみましょう。

ご興味の無い方もいらっしゃるかと思いますので、先に結果だけ書いておきます。その下に長々と振り返りを書きますので、今季の結果だけ知りたい方はひとつ下の段落だけ読んでいただいて、「フウガドールすみだってなんだろう?」と思った方は最後まで読んでいただけますと、フウガドールすみだについて知識が深まるかと思います。

フウガドールすみだ2020-21シーズン成績

リーグ戦 9勝7敗6分 6位(12チーム中)

フットサル選手権 2位

それでは、今シーズンの振り返りです。

ご存じの通りですが、シーズンインの前にコロナ禍に襲われてしまい、開催そのものが大変なシーズンになってしまいました。そんな中、フウガドールすみだは開幕から6試合で怒涛の3敗3分というバッドスタートでした。昨シーズンのリーグ戦を3位でフィニッシュしたチームとは思えない序盤の展開に「何かがおかしいぞ」という雰囲気が感じられました。

おそらくは「気負い」。昨シーズンの戦績からして、下位チームに対しては横綱相撲で、上位チームに対してはがっぷり四つで、というイメージだったのでしょうか。落ち着いた試合運びをしつつもちょっとしたほつれから形勢が悪くなっていく、その繰り返しでした。

「やっぱりフウガは挑戦者じゃなくちゃ」ということになったのかどうかは定かではありませんが、中盤戦に差し掛かり、次の10試合では7勝2敗1分という圧倒的な勝率となり、順位をグングンと上げていきました。故障者の復帰や、今季加入の選手がだんだんとフィットしてきたこともあり、チームの状態は良いように見えましたが、いかんせん序盤の成績が響いて、ここから順位をどこまで上げられるか、優勝争いにはもう手が届かないという中で終盤戦で何を目指して戦っていくか、そういったことを問われる中盤戦になりました。

そしてリーグ戦終了までの6試合、フウガは好調を維持し、3勝1敗2分でフィニッシュしました。特に最終戦となった名古屋オーシャンズ戦ですが、名古屋はすでに優勝を決めており、またその成績もフウガ戦を残して19勝1敗1分というほとんど完璧な成績に対し、フウガは後半調子を上げてきたとは言え、中位グループの成績です。この一戦はどうしても勝って順位を一つでも上げたい、でも相手は超がつくほどの強敵名古屋ですので、展望としては厳しいものが予想されました。

さあ名古屋戦、フウガはほとんど互角と言える戦いを40分間維持し、引き分けの勝ち点1を獲りました。値千金とも言える1点です。王者名古屋相手に堂々たる戦いぶり、そして勝ち点を拾ってのリーグ戦終了は感動を呼びました。

さて、ここですでに「ミスターフウガドールすみだ」とも言えるような象徴的存在、須賀雄大監督が今季限りで退任されることが発表になっていました。ご存じない皆さんには、ちょっと監督がミスターフウガというのもへんな話に聞こえるかもしれませんが、フウガドールすみだの前身の前身の前身の・・・と歴史を紐解いていくと、須賀監督を含め現在のフットサル界の幾人かを輩出したアマチュアフットサルチームにさかのぼります。というわけで須賀監督は選手時代からフウガ(とその前身であったチーム)の顔として長いこと活躍されていて、言ってみれば生き字引のような、あるいは長老のような、そんな存在なんです。

そしてその須賀監督が退任を発表してからのリーグ戦終盤戦と、最後の名古屋戦、そしてそれに続く選手権でのフウガの戦いは鬼神のようでした。「足がもげても勝ちたい」というキャプテンの諸江選手のセリフに代表されるように、本当に選手たちが死力をふりしぼっての戦いを、一戦一戦こなしていくのが、むしろ痛々しく見えるほどでした。このチームを応援していて良かった、と心から思いました。

そして選手権では準優勝。須賀監督へ、十分に新しい出発へのお土産を渡してあげれたのではないかと思います。

さて、長くなりましたが、と書きながらもあと原稿用紙3枚くらいは書きたい気持ちなんですが、あんまり長くなるともはや読んでもらえそうにないので、このへんでおしまいにしたいと思います。

SSEは2021-22シーズンもフウガドールすみだのオフィシャルスポンサーを務めさせていただきます。つきましては、SSEを通じてフウガドールすみだを応援していただければ、有難く存じますので、ぜひSSEのコーヒーとフウガドールすみだをよろしくお願いいたします。