説明
ホンジュラスでは、大手のコーヒー会社や仲買会社にチェリーを安く買われるという状況が珍しくありません。そのため小規模な生産者、農園では苦しい状況から抜け出せないでいますし、一部では離農ということも。
そのラパスの、エミリオ・ガルシアら6名の生産者はそんな状況を変えるべく、共同で輸出のための組織「ONACAFFE」を創設しました。最初は苦労しましたが今では消費国のバイヤーと直接売買ができるようになりました。もちろん収入面のメリットも出ましたが、品質面でも大きな進歩がありました。もともと品質が良いコーヒーをつくっていたのが、従来は流通ルートが複雑で長く、品質の劣化も問題でした。しかし直接販売できるようになったことで劣化を最小限に輸出までもっていけるようになったのです。
ホンジュラスらしい骨太のボディ感があり、サターンローストでプラスされたビター感とのコンビネーションが心地よいです。