説明
グアテマラのメジャーな生産エリアのひとつ、ヌエボオリエンテ地区。グアテマラ国内では比較的新しい農園が多く、このミゲルさんの運営するアグアハル農園も1996年に設立と、若い農園です。
従来のウォッシュ、ナチュラルのほかに、このロットで施されているワイニー処理などの現代的な生産処理も積極的なミゲルさん。伝統的な手法はしっかりと維持しており、完熟の実だけを手摘みすることや、乾燥は天日で行う(晴天が続く日を見定めるのは難しいそうです)など、手間を惜しみません。
ワイニー処理では、摘んだ実をすぐに天日の下に広げず、日陰や布をかけて1~3日ほどおだやかに発酵を促してから天日乾燥の工程に移る方法です。カビさせず、ほどよく発酵させるには十分な経験と細心の注意が必要なんだそう。
アースローストでボリュームのある果実感とリッチなボディ感が楽しめるコーヒーになりました。