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9月もセールの日がやってきました(とお知らせを少し)

1年は12カ月ですので、もう4分の3が終わったことになります。ウソでしょ、と思うくらい光陰矢の如しです。つい二週間くらい前が夏、2か月前が春だったような気もするんですが。

さて9月30日は月末セールの日です。店頭でもウェブショップでも、コーヒー豆、粉やパック入りコーヒーなど10%オフとなります。せっかくなのでたくさん買ってくださいね。

ウェブショップをご利用の場合には、チェックアウト時に下のクーポンコードを入力してください。

202209sale

ところで、10月には「SCAJ2022」が東京ビッグサイトで開催されますね。

毎年のことながら、ジャパンハンドドリップチャンピオンシップその他いろいろで、ホゼを会場で見かけるかもしれません。もし見かけたら、ぜひ声をかけてくださいね。

そして、10月は遅い夏休みを頂戴します。というわけで、本所本店とつくば店で、下の通り、お休みしますのでよろしくお願いいたします。


本所本店 13日(木) 22(土)∼26(水) 29(土)~10/2(水) お休みです ※12日(水)は14時で閉店します

つくば店 22(土)∼26(水) 29(土)~10/2(水)  お休みです


というわけで、もろもろ、よろしくお願いします。

喫茶では、秋のスイーツや秋冬のドリンクをまーちゃんがつくります。お楽しみに~

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「旅をするカード」を持って、コーヒーで旅をしましょう

5月から配布を始めました「旅をするカード」。

コーヒーを買うたびに、そのコーヒーの産地があるエリアのスタンプが貯まって、4つのエリアがぜんぶ埋まるとコーヒー豆/粉200gとお取替えします、というスタンプラリーのようなカードです。

カードの使いかたは、こちらのページからご確認ください。


・・・というカードなのですが、この旅をするカードが生まれたいきさつを少しお話させてください。

私たちがコーヒーの事業をスタートしたのが2010年、そのころはまだコーヒーの多様性なんていうものは限られた好事家のためのものだったように思います。品種がなんだとか、生産処理がどうだとか、そういうものが味にどう影響を及ぼすか、そしてそのようなコーヒーを飲んだときにどう感じるか、そんな情報(主にアメリカが主導していましたね)を熱心に採り入れていた時代でした。

それから干支がひとまわり、いまでは缶コーヒーでも農園を指定したものが発売されています。一般の方が飲まれるコーヒーも、多様性が浸透してきたようです。当店にコーヒーを求めていらっしゃるお客さまにも、コーヒーに対する造詣の深い方が多くおられまして、こちらがびっくりするような見識をお持ちだったりします。

たしかに、コーヒー生産というところでは細分化や差別化が非常に進んできており、当店でも店頭やネットショップで販売している銘柄は生産者さんを銘柄名にし、品種などの情報を公開しています。「コロンビア」「エチオピア」などと国名でご紹介するのでは、ちょっとくくりが大きすぎるなという感じがしますものですから、お客さまのニーズに合わせるような形で、そのようにしています。

10年以上コーヒーの生産地を、生産者さんを眺めてきました。細かく見ていけば、どの生産地も、生産者さんも、それぞれに考えがあって、品質の良いものをと一生懸命にコーヒーを栽培されています。同じ村でも畑が違えば風味がぜんぜん違う、そんなことも当たり前です。しかしそんなコーヒー生産を大きく見てみれば、コーヒーは人であり、人は国であり、その国があるところ長い歴史と独自の文化があります。コーヒーを選ぶとき、お召し上がりのときに、地球という単位で地域を見渡して、そこを見ていただくというのもいいなと思ったわけです。


希少な品種だとか、生産処理に特別な工夫をしているとか、すごくユニークな香味を持つとか、さまざまな特徴を持ったコーヒー豆が取引されいています。それらもコーヒーの魅力です。しかしそのような細かい点をいつもいつも追いかけてるのもたいへん、ちょっとリラックスして「アフリカのコーヒーを飲もう」「次は南米大陸のコーヒーもいいな」などというような、ちょっとおおらかな見方でコーヒー豆を見てもらって、地球儀の上で(おっと現代はGoogle Mapかな)旅をしながらコーヒーを楽しんでもらえればと思うのです。


それでは、コーヒーで楽しい旅を。Bon voyage!