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「サンシャインステイトエスプレッソのいい話で賞」入賞者発表!(フウガドールすみだ部門)

遅くなりましたが! いろいろ事情がありまして大賞発表のあとになってしまいましたが! フウガドールすみだ部門の発表です。

もう皆さんお忘れになってしまいました? 10周年企画の「サンシャインステイトエスプレッソのいい話で賞」という企画をやっておりましたんですが、ちょっと事情があり発表がのびのびになっていたフウガドールすみだ部門の発表ですよ。

なお過去の入賞についてはこちらをご覧ください。

絵画・イラスト部門の発表

だいくらスキー場部門の発表

サンシャインステイトエスプレッソのいい話で賞大賞の発表

それでは、満を持して「フウガドールすみだ部門」の発表です! パンパカパーン!

だいくらスキー場部門の優秀賞は小松崎潤さんです!

【サン】サンと太陽が照りつける7月20日。私は5人の子どもを連れて墨田区総合体育館へ行った。対戦相手は立川・府中アスレティックFCだ。この日は子ども3名まで無料。

【シャイン】割でもなければ子ども5人分の観戦料を払うのは大変。だから本当にありがたかった。
会場に入るなり末っ子が声をあげた。

【ス】ガ監督だ!

見れば選手の中にひときわ目立つ須賀監督の姿があった。

【テイ】ネイに選手たちに指示を出し、明るく、時に選手のような笑顔を見せる。これが彼のモットーとする、タテでもなくヨコでもない「ナナメ」の関係。スタメンもベンチも選手たちが生き生きと輝いて見えるのはこの名将にあると感じた。まもなく始まった試合。

【ト】ガワ選手のプレーは凄かった。本当に。速さとキレのあるドリブルからパスでリズムを作り、
シュートを放つ。その巧みさと豪快さはまさに圧巻。残念ながら今年の4月にバルドラール浦安へ移籍してしまったが、これからも応援したい選手のひとりである。

「はい、ママ!」

試合を見ていると息子が私の肩を叩いた。見ればエスプレッソ。なんと私に内緒でキッチンカーまで買いに行ってくれたのだ。

【エス】サイズ。

わずかなお小遣いから出したのだろう。ちいさなサイズでも私には大きな喜びだった。

【プ】レーを観ながら私はコーヒーを飲んだ。試合はまさに手に汗握る展開へ。

【レッ】ドカードからパワープレーまでフットサルの面白さが全て詰まった白熱の好勝負だった。
終わってみれば5対2ですみだの勝利。

【ソ】れはそれは嬉しかった。すみだの勝利も、子どもたちの喜ぶ顔も、そしてSサイズのエスプレッソも。あの試合は私にとって人生のおいしい記憶として、今も胸に残る。

おめでとうございます! フウガドールすみだとSSEより、賞品がございます!

審査員長須賀監督よりコメントです。

サンシャインエスプレッソさんの頭文字を上手く使われたアイデアが素晴らしいです。
そして思わず情景が目に浮かぶような作品であり、自分が大切にしている選手との関係もしっかりと書いてくださっていて感動しました。
エスプレッソを買ってきてくれたお子さんの成長に負けないようにクラブとしても成長し続けていきたいです。

そして特別賞が二つあります!「須賀賞」は! 濁川直子さんおめでとうございます!

タイトル「じゃあ もう一杯」

いい珈琲屋といいスポーツチームは似ている。

いい珈琲屋、それは拘りをハッキリ感じるも一見を拒むような真似はしない懐の広さがある。
いいスポーツチームも同じく、チームとしてのカラーが確立されており、かと言って近寄りがたくはないものだ。

いい珈琲屋は豆を選べる。
すでに店によって厳選されているのだからどれを選んでも間違いはない。しかし選べるというところが嬉しい。
いいスポーツチームも注目する選手を選べる。
試合によって変えるのも楽しい。あるいは監督やコーチも魅力的である。

いい珈琲屋は珈琲の味だけではない。
店主の醸し出す雰囲気、店内に漂う香り、コーヒーのカップ、それら全てが相乗効果として現れる。
いいスポーツチームもまさしく、ただ上手いだけではない。
一人一人の個性がぶつかり合い、時に混ざり合い、化学反応を楽しめるものだ。

いい珈琲屋は一度味わうとおかわりを欲しくなる。
別の日に訪れてもいい。同じ日にお代わりしてもいい。
今度はあの豆で、ラテもいい、悩む時間も愛おしい。
いいスポーツチームもまた、おかわりが必須だ。
試合に勝っても負けてもまた次が観たくなる。
いつの試合にも物語があり、余韻が残る。

いい珈琲屋といいスポーツチーム、その両方を知っている私は幸せ者だ。

審査員長須賀監督よりコメントです。

良い珈琲屋と良いスポーツチーム、全く違うようでいて様々な類似点があることを気がつかせてくださった佳作です。
ここに書いてくださっているように、会場では味わい深いプレーや振る舞いをして、また来たいと思って頂けるような試合を沢山していきたいです。

「生活の一部で賞」は! mihoさんおめでとうございます!

タイトル「スゴイ面白い投稿をしている人がいる‥!」

フウガドールすみだ(以下、フウガ)の試合情報入手のためにTwitterを始めて約3ヶ月の頃、その面白い投稿をする方の存在を知りました。

しばらくして、その方がサンシャインステイトエスプレッソ(以下、SSE)さんのマスターだという事がわかりました。

ですが、SSEさんがフウガのスポンサーだという事を知るのは、もっとずっと後のことでした。

そして、いつもSSEさんの美味しいお菓子を作っているのはマスターの奥さまという事を知るのは、更にもっと後のことでした。

気がつけばTwitterでコメントを通して交流するようになり、試合会場でもお会いして直接お話するようになりました。

なんて素敵な関係なのでしょう!

縁あってフウガを応援するようになりましたが、ふと思うことがあります。

「あれ?私はなぜ、こんなにフウガを応援しているのかしら‥」

理由は2つ。

墨田区民ではないけれど、試合を観ていると心が自然と躍るのです。

そして会場に行けばフウガドールすみだを応援する方々、相手チームを応援する方々に会えるのです。

なぜかフットサルに関する事には積極的になれる気がします。

人生とは不思議なものですね。

今日も、SSEさんの珈琲豆をオンライン注文しました。

ですが、来月はお店に立ち寄り購入したいなぁと思っています。

ふと立ち寄れる、美味しい珈琲屋さんがあるという心強さ。

応援するチームがあるという、心の拠り所がある幸せ。

そんなことを感じている今日この頃です。

審査員長須賀監督よりコメントです。

私は常々言い続けてきたことがあります。
「フウガドールすみだを皆さんの生活の一部にしたい。」
当たり前の日常の中にある非日常的な空間、試合結果で一週間一喜一憂し、辛いことがあっても試合を見れば忘れられる、何気ない家族の会話にフウガドールすみだの話がある、そんなクラブです。
作者の方にとって自分達がそんな存在になれているのかなと思うととても嬉しくなりました!

というわけで、特別賞のお二人にも、SSEとフウガドールすみだから賞品を贈らせていただきます。

おめでとうございました。

フウガドールすみだ公式ウェブサイトはこちら

そしてサンシャインステイトエスプレッソより、フウガドールすみだ部門にご応募いただいた皆様へ。

コロナ禍により私たちの生活も一変し、SSEもフウガドールすみだも様々な環境の変化、スケジュールの変化への対応に追われてしまい、フウガドールすみだ部門の発表が遅れてしまったことをお詫び申し上げます。

こんな素敵なお話をなかなか紹介できなくて忸怩たる思いでしたが、やっと発表することができて、私たちも嬉しく思っています。受賞された皆さんは、お待ちいただいての受賞ということで「今かよ」的な思いもございますでしょうが、何卒事情を汲んでいただいて、待ったぶん余計に喜んでいただければと思います。

さて、11月3日時点でフウガドールすみだは未勝利(6節経過)となっておりますが、こんな素敵なお話をいただけるファミリーが応援しているわけですから、これからフウガドールすみだの快進撃が始まると信じています。

それでは、ながながと引っ張ってきました「サンシャインステイトエスプレッソのいい話で賞」ですが、これにてすべての受賞者が決定いたしました。ご応募いただいた皆様は、お時間を割いて作品を創っていただきありがとうございました。また審査にご協力いただいたラキッチュ(イラスト・絵画部門)、目黒課長(だいくらスキー場部門)、須賀監督(フウガドールすみだ部門)には感謝いたしております。そして、このようなつたない企画にSNSやご来店にて反応をいただいた皆様には、まさかそんなに見てもらってないだろうと思ったら意外と見ていただいている方がいらっしゃってびっくりです。それでは、また違う企画でお会いしましょう!