説明
カグユウォッシングステーションは、キリニャガ県の北部、ケニア山麓に位置します。そのカグユの中にある北イノイ地区の生産者のコーヒーをご紹介します。
ケニア山が火山のため、山麓は火山性土壌で水はけが良く、また山頂の氷河が解けた湧き水が豊富で、地理的にコーヒー栽培に適しています。カグユでは地域を流れるルツイ川から清涼な水を引き、コーヒー生産に十分な水源を確保しています。環境負荷を低くするため、コーヒー生産に使った水は、ろ過をして再利用することとしています。この環境への施策や、また品質向上のための取り組みは、ケニアの農林水産省からの指導によるものですが、そのため、カグユの生産者たちは、農林水産省のプログラムを毎年受講しているそうです。
丁寧に栽培されて、収穫時には熟度が揃い、乾燥時に品質を落とすことなく仕上がったこのロットは、明るい果実感とリッチなボディ感が、ふとやかな飲み心地となっています。