に投稿

エスメラルダ農園マリオ(パナマ)ゲイシャ種の焙煎をしました

まずはこちらの商品(現在販売終了しています)をご覧ください。

エスメラルダ農園マリオ(パナマ)ゲイシャ種-ショッピングページ

10周年を記念して、たいへん貴重なコーヒーを特別に限定数で販売するというものです。そしてそのコーヒーを発送/店頭お渡しするのが明日となりましたので、本日焙煎をいたしました。

その経緯をどうぞご覧ください。(ご購入予定のみなさまは、この経緯を見てワクワクしてください)

コーヒー豆というのは生の状態(コーヒーの実を収穫して、皮と果肉を外して種だけにして、乾燥させた状態です)ではグリーンとかグリーンビーンズと言われますが、実際に見ると緑いろに近いですね。一般的に、フレッシュなほど、緑がかっています。

そして、いよいよ焙煎です。ホッパーに入れて・・・ 焙煎機のバーナーの開度や本体の蓄熱量など焙煎の初期条件を整えます。

そしてホッパーから焙煎機へ投入します。

豆がぐるぐると焙煎機の中で攪拌されながら焼かれていきます。

今回は、十分にフルーティな風味を味わいながらもきちんと焙煎の工程によって香味を膨らませることが感じられるように、初期の火力はやや弱めからスタートです。

そして途中からバーナーを開いていきます。さらに進行するとこんどはバーナーをだんだん閉じていきます。最後は釜が持っている熱の量を推しはかりつつ、バーナーを弱めて・・・閉じます。

途中の工程では豆を釜からちょっとずつ拝借して、割って香りをかぎながらその先の温度コントロールに役立てます。右はまだまだ生のニオイ、右からふたつめは少しコーヒーらしくなってきまして、みっつめはもうゲイシャっぽくなってきて、よっつめは割る前からプンプンと強い香りを感じます。ここまでくるともうラストスパートですね。

一定の温度になってからは時間が経つと風味が弱くなる傾向にあり、しかしながら一定の温度以上である程度の時間を経過させないと中心部の温度を期待するところまで上げられません。ジリジリしながら温度の上昇をコントロールしつつ釜から出すタイミングを待ちます。

そして狙いを定めて、明るくフルーティな風味が柔らかくなって口あたりが良くなるポイントでざーっと釜から出しました。見るからに豆はふっくらとふくらんで、いかにも美味しそうですね。

いよいよ10周年記念のスペシャルなコーヒーを、明日から発送いたします。また店頭受取の方も明日よりお待ちしております。